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「天体分光観測カリキュラム製作プロジェクト(スペクトルカリキュラム)」WG


メンバー:新井、大島、掛谷、川端、永井、原田、半田、古荘、他 外部協力者4名 (2002年5月現在)
まとめ役:古荘、半田


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contents

  1. プロジェクトの目的
  2. 進行状況と分担
  3. カリキュラムの概要(目次・前提履修概念対応表)
  4. カリキュラムの利用について
  5. 謝辞


1.プロジェクトの目的

Hands-On Universe (HOU) では、画像処理の基礎から突発天体(超新星や小惑星)の発見まで、いくつかの天文学的概念の理解を含めたカリキュラムが作られている。このカリキュラムを適宜履修することにより、添付のソフトを利用して、教室でHOUにしたがった学習が可能である。そしてその過程で、HOUによる新天体発見に参加するための基礎知識を学習できるようになっている。

一方、天文学研究においては、天体画像処理と並び天体分光学が大きな比重を占めている。しかし、分光学は、その導入でのなじみが画像処理よりは少ないこと、背景となる放射過程の理解が困難であることなどから、具体的なカリキュラムは未だできあがっていない。

そこでJAHOUでは、1999年8月の集会において、JAHOU独自のプロジェクトの1つとして「分光学カリキュラムの作成」を掲げた。 HOUと同じく日常的な導入から始まり、天文学研究における分光学についての基礎概念を履修できるようなカリキュラム(ワークブック やソフトを含む)を作成することが最終目的である。


2.進行状況と分担

カリキュラム原案についての意見交換は基本的にはJAHOUティーチャーのメーリングリストを通じて行っていますが、もちろん jahou ML での発言も歓迎しています。意見交換についての参加制限はありません。広い立場からの意見を求めていますので、アイディアがある人は自由に発言して下さい。

2002年7月24日〜

GHOUにて発表(半田)

2002年6月〜

英訳プロジェクト始動

2002年4月31日

スペクトルカリキュラム第一版リリース。

関心のある方は、カリキュラムの利用についてをお読み下さい。

執筆者一覧

2002年4月31日以前

過去の動向

3.カリキュラムの概要(目次・前提履修概念対応表)

スペクトルというと、とかく難解なものと捉えがちですが、今日の天文学の知見がどのようにして得られたのかを、ある程度、納得できる形で理解するためには欠くことができません。

そこで、天文学でのスペクトル観測を理解するための最小限の内容をもつカリキュラムとしてJAHOU有志で製作したのが、この教材です。 現代天文学の理解に、また、学校などでの教材の一助として利用されることを期待しています。

本カリキュラムの特徴として、

  1. このカリキュラムで分光についての概念を一通り学ぶことができる
  2. 導入としての一章を除き、二章以降は各節の中から適宜事情に応じて1つ以上選択して履修することができる内容とする
    (もちろん、既に学習した内容ならば、一章を省いても良い)

といった点に留意して章の構成などを決めました。

また、2. に関しては、使用する際の目処となるように、各節の取得目標概念や前提知識などを示した“前提履修概念対応表”を用意しました。

 ⇒ 参考:目次 および 前提履修概念対応表


なお、本カリキュラムの教材には

が用意されています。

4.カリキュラムの利用について

本カリキュラム作成に当たったのは教員ばかりではないこともあり、学習教材としてはまだまだ不完全なところも多く、単純にダウンロードして誰でもそのまま利用できる教材とはなっていません。

テキスト自体の利用に際しては特段の制限は設けませんが、以上の状況を勘案し、利用に際してはspectra@jahou.riken.go.jpまでメールにて御連絡を下さいますようお願いしております。

また、教材として実行してみての問題点・改善点などを事後に還元していただきたく思います。 さらに、今後、補足・代替用の追加単元の作成にご協力いただけることを期待しております。

ちなみに現在、海外での利用のため、テキストの英訳作業を進行しております。 この作業へのご協力もお申し出いただければ幸いです。

このような状況ですので、今後、テキスト内容も随時更新する予定です。 その他、関連情報も、このwebページを通じて連絡いたしますので、しばしばチェックしていただけたらと思います。

なお、テキスト中で使用することになっているソフトウェア HOU-IP は著作権の関係から JAHOU メンバーでないと利用資格がありませんので、JAHOU メンバー以外の方がテキストを利用される場合は、代替のソフトウェアが必要となる場合があります。 御承知おき下さい。

ダウンロードは、こちらから

5.謝辞

データ等については、以下の方々・施設に御協力・御提供戴きました(敬称略)。どうもありがとうございました。


1-2. ナトリウムの影の画像 大島 修、他(岡山県立鴨方高校)
1-2. ナトリウム、水銀、カドミウム 各ランプのスペクトル画像(JPEG画像)
『宇宙スペクトル博物館−虹からクウェーサーまで−』、粟野 諭美、定金 晃三、田鍋 和仁、福江 純(大阪教育大学)、前原 英夫、乗本 祐慈(国立天文台 岡山)、加藤 賢一(大阪市立科学館) より転載
1-2. ナトリウム、水銀、カドミウム 各ランプのスペクトル画像(GIF画像)
大島 修(岡山県立鴨方高校)
1-4. ドップラーシフトCG 半田 利弘(東大天文センター)
2-1. 恒星スペクトル 藤井 貢(岡山県倉敷・藤井美星観測所)
2-1. 恒星カラー写真 群馬県立ぐんま天文台
2-1. 恒星カラー写真(星座) 野崎 洋子(東大和市郷土博物館)
2-3. 星雲スペクトル・画像 美星天文台(川端 哲也)
2-3. 星雲画像 (NGC2392, M42) 国立天文台広報普及室(福島 英雄)
3-1. 恒星スペクトル A library of stellar spectra のデータから作成(川端 哲也)
3-1. 黒体放射スペクトル 計算により作成(川端 哲也)
4-1. 太陽スペクトル 葛飾区郷土と天文の博物館(新井 達之)
4-2. 銀河 NGC891 電波データ 阪本 成一(国立天文台 野辺山)
4-2. 銀河 NGC891 可視画像 国立天文台広報普及室(福島 英雄)
4-3. 銀河赤方偏移スペクトル 家 正則(国立天文台)、小澤 友彦(みさと天文台)、他、国立天文台岡山天体物理観測所 新カセグレン分光器 データ(旧MOKA3(現SMOKA)公開データ)
4-4. 星雲スペクトル・画像 美星天文台(川端 哲也)



文責:古荘 玲子


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